ご挨拶

住宅・土地統計調査(総務省)によると、日本の空家の総数は、この20年で1.8倍(448万戸→820万戸)に増加したとのことです。そのうち、「賃貸用又は売却用の住宅」を除いた「その他の住宅」(いわゆる「その他空家」)がこの20年で2.1倍(149万戸→318万戸)だということです。

空家はリスクと税金しか生み出しません。なぜこんなに増えていくのでしょうか?

318万人の方々が空家を所有し、そのうちの何割かは売却することになんらかの悩みを持っているのだろうということを推測しました。

その悩んでいる当事者は所有者本人ではなく、もしかしたら所有者のお子様かもしれません。お子様のために残してきた親御さんの財産が、お子様を悩ませている状態になっていませんでしょうか?

不動産は、所有者本人が認知症になってしまうと極端に売却が困難になってしまいます。ここに問題が潜んでいるんじゃないのかと推測しています。

私の父親は、脳溢血で要介護者になり、特養に入所して住民票の住所を変更しました。父親が入所した3年後に母親も自転車事故に遭い、同じ特養に入所しました。それ以降は実家は無人でした。

このような経験・事例は特別なことではなく、超高齢化が日に日に進む日本では、当たり前にいろんな人が経験することなんだろうなと思いました。

自分の経験を生かして、同じような悩みを持っている方にアドバイスをしながら、みなさまの不動産の売却のお手伝いをさせていただきたいと考えています。

永寿デザイン株式会社
代表取締役社長 茂好洋一

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